LINEスタンプ分配金が38円や42円だったりする理由と売り上げの計算方法

分配金が31円や42円だったりする理由を解説 LINEスタンプ

LINEスタンプや絵文字が売れると、分配金として毎月連絡が届きます。

毎月それを楽しみに見ているのですが、それを見ているとスタンプや絵文字が1つ売れた時の分配金が、38円だったり42円だったりと違いがあることが。

なぜ同じスタンプや絵文字なのに金額に違いが出るのか。調べてみるとそれは、どこで購入するかによって支払い方法が違ってくるからのようです。

ここでは、どうして分配金が38円や42円だったりするのかの理由や、分配金の計算方法について記載しています。

それぞれの販売金額に対する分配金がいくらになるかはこちらをチェックしてみてね!

たまった分配金の受け取り方についてこちらもどうぞ!

貰える分配金の割合は35%

2015年1月31日以前は50%と言われていますが、それ以降は、公式に以下のように記載されています。

(クリエイターのマイページにおいて確定額として通知された本コンテンツの売上総額 – Apple App Store、Google Playなどのプラットフォームに本コンテンツの配布に関して支払う手数料として売上総額の30%)×50%

LINE Creators MarketのQ&Aの「送金可能額はどのように計算されますか?」の項目

これは売上総額の内30%は、Apple AppやGoogle Playなどが手数料でもっていって、残りの70%をLINEと自分で分けますよと言っているわけですね。

つまり簡単に言うと、売上総額の35%が自分のものになります。

わかりやすく図で表すとこんな感じです。

2015年2月以降の分配金の割合

AppleやGoogleへの30%は手数料なので仕方ありませんが、%だけで見ると自分の取り分が50%から35%ってなかなか厳しくなってきていますね。

今から始めるにはなかなか稼げないと言われる原因の1つにこれもあると思います。

購入場所によって金額が違ってくる理由

ここからが本題です。

貰える分配額が35%なのは変わりないのに、どうして31円と42円の違いがでてくるのか。

冒頭でも少し書きましたが、金額が変わる理由には、場所によって購入方法が違うからです。

スタンプは、「LINE STORE」と「スタンプショップ」の2か所から購入することができます。そしてその買う場所によって、支払いがなのかコインなのかの違いが出てきます。

  • LINE STORE → ブラウザ上のウェブから購入、「円」での支払い
  • スタンプショップ →LINEアプリ内にあるショップから購入、「コイン」での支払い

LINE STOREはブラウザ上のウェブのショップで、スタンプショップはLINEアプリ内にあるショップです。

皆がよく使うのは、LINEアプリ内のスタンプショップのほうが多いのではないでしょうか。

実際に2つを見比べてみましょう。

LINE STOREの画像
スタンプショップの画像

左がLINE STOREの画像で、右がスタンプショップの画像です。

LINE STOREだと120円、スタンプショップだと50コインになっているのがわかると思います。

このように、場所によって支払い方法が違うため、もらえる分配金の金額が変わってくるのです。

どうして支払方法が違うだけで金額が変わってくるのか。

次で、その詳しい計算方法を記載していきます。

分配金の計算方法

LINE STOREで購入した場合

LINE STOREで購入する場合は、スタンプの種類などによって変わりますが、最少金額は120円です。

そして分配額は売上の35%もらえるので、下のような計算式になりますね。

120円×(0.35)=42円

LINE STOREからスタンプが1つ購入された場合には、42円になります。

さきほども言ったように、スタンプの種類や販売価格によっては1つ売れた時の値段が変わったりはしますが、大体は42円とみてよいでしょう。

スタンプショップで購入した場合

スタンプショップでは、LINE STOREとは違い、円ではなく「コイン」で支払いをします。

スタンプショップで購入するときに使うこの「コイン」ですが、これは1コイン=1.76円として計算されると公式に記載されています。

※2024年1月1日以降は、1コイン=2.16円になりました。

日本以外のLINEアカウントで購入された場合は1コイン=1.76円のままです。

1.76円 × 50コイン = 88円 2.16円 × 50コイン =108円

つまりコインで購入する場合は、スタンプ1つの価格は円にすると88円 108円として販売されていることになります。

そして88円108円を先ほどの分配金の35%で計算すると、

88円 × 0.35 = 30.8(31円 108円 × 0.35 =37.8(38円

ということで、スタンプショップから1つ売れると31円 38円になるというわけです。

クリエイター側としては、LINE STOREから購入してもらったほうが金額は高くなりますが、大半はスタンプショップからの購入が多いと思うので、大体は31円 38円になっていることが多いと思います。

まとめ:分配金31円と42円の違いは購入方法が違うため

簡単にまとめると、分配金が38円と42円で違ったりする理由は、購入場所(支払方法)が違うからでした。

購入場所には2種類あって、

  • ブラウザ上にあるウェブの「LINE STORE
  • LINEアプリ内にある「スタンプショップ

この2か所でそれぞれ支払い方法が違います。

LINE STOREでは「円」、スタンプショップでは「コイン」を使って購入します。

  • LINE STORE 42円
  • スタンプショップ 38円

となることを覚えておくと、大体ですが何個売れたのかやどちらからよく買われているのか傾向などがわかるようになると思います。

ふじの

ゆるっとキャラのたぬきくんなどを描いてる人です。
2019年10月よりLINEスタンプ制作をイラスト素人からスタート。
LINEスタンプの活動報告や、イラストに関することを発信していきます。

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